こんにちは(^^)
うえだみなみ乳児院パーマネンシーチームです。
先週の土曜日に主催研修会を実施いたしました(^^♪
今回はその基調講演について少し書かせていただこうと思います!
大阪にある西成高等学校では子どもたちに、生活と人権のアンケートを実施されており、アンケートから1日1食しか食べていない生徒や、家に机がなかったり机を置くスペースがない生徒がいることが分かるようです。校内に【居場所カフェ】を10年前から設置し、お昼時間にご飯を一升炊いて、生徒とおにぎりを作ることができ、誰でも相談しやすい窓口の場もあるとのことです。
生徒(若者)には失敗する権利があり、大人は自分の失敗を伝え、どのような失敗からどのように立ち直ったかを話すことで、子どもは苦手なことにも積極的にチャレンジできる、とのお言葉もありました。
今回の講演をお聞きする中で、福祉の現場だとなかなか気づくことができない視点にハッと気づかされることが多々ありました。今は失敗してはいけない、失敗は恥、といったような風潮があるようにも感じる中、学校という大人と子どもが一番近い場所で伝えていくことは、子どもの成長の糧になるのではないかと感じます。(もちろん家庭でもできたらよいのですが...)学校ができること、していること、福祉ができること、していることは異なったり重なったりしており、だからこそ協働していくことで切れ目のない支援となって子どもの幸せに繋がるのではないかと思いました。
当事者の声を聴くことの大切さも学び、私たち福祉の立場では「してあげている」という施し感にならないよう当事者のニーズに寄り添うことに心掛けていきたいと思った研修会でした。
素敵なご講演をありがとうございました。