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2020年5月 7日アーカイブ

こんにちは(*^^*)

うえだみなみ乳児院パーマネンシーチームです。

 

 

新型コロナウィルスの感染が拡大している今、

子育て中のお父さん、お母さんのご心配も日々大きく

なっていることと思います。

 

そんなお父さんやお母さん、ご家族など多くの方が抱える

よくある、いくつかの心配について前回より

Q&Aをご紹介しています。

 

Q&Aをご紹介してくださったのは、

安藤 智子先生(筑波大学 臨床心理士)です。

(うえだみなみ乳児院で実施している「安心感の輪」子育てプログラムで

以前スーパービジョンを受けました。)

こころの専門的な視点からのQ&A、

気軽に読んでみてくださいね。

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Q;子どもが家に閉じこもっているときに、

家族がしてあげられることは どんなことがありますか?

 

A;状況が日々変化し、見通しがない中いつもと違う生活の中で

お子さんにはできるだけのことをしてあげたいと思いますね。

 

(1)自分たちでできる範囲で見通しがつく生活をしましょう

毎日きっちりと予定を立てて、それを実行するというのとは

少し違います。

家族の生活が、おおよそ毎日同じような流れをもって

繰り返されるとよいです。

朝、着替えて...

ご飯を食べて...

少しゆっくりして...

昼を食べて...

おやつを食べて...

お風呂に入って...

眠る...

というように。

特に食事や睡眠など、生理的欲求の見通しがつくのが

よいでしょう。

 

(2)何かできた実感のもてることをしましょう

行きたい学校に行けない、いつも行っている場所に

行けないなどの制限で、子どもが無力感を感じるのは当然です。

小さなことでよいので

「できた」とか、

「やった」と

効力感を持てることができるとよいでしょう。

 

例えば、

小麦粉とバターと砂糖と卵をこねてクッキーを焼く...

小さなちぎり絵をつくる...

色水をつくる...など

簡単だけど形になる取り組みもよいでしょう。

気に入ったものがあれば、これを毎日のルーティーンに

入れてもよいでしょう。

 

クッキーは、

次の日はバナナを入れてみる...

その次の日はブルーベリーを入れてみたり...

 

ちぎり絵はシリーズにしてお話をつくったり、

毎日違う色水をつくって窓辺に並べたりしてもきれいでしょう。

 

(3)お話をつくる

ちぎり絵や折り紙などたくさんになったら、紙に貼ったり、

絵を書き足して、お話にしてもいいですね。

 

「つまらないな」とか

「怖いな」

「したくないな」

「こわしちゃうぞ」というようなネガティブな気持ちが、

お子さんのつくるお話の中に出てくるかもしれません。

 

それはとてもウェルカムです!

「本当だね!」と受けとめましょう。

 

どこかにこういう気持ちがあるのだとわかっていてあげる、

「それを私に教えてくれてありがとう」

というような気持ちで受けとめるとよいでしょう。

 

こういうささやかなやりとりのひとつひとつが

お子さんの心を支えます。

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前回①では、私たち大人が自分の気持ちや

自分自身を大切にすることが大切だよ...ということでしたね。

 

今回は私たち大人が子どもにしてあげられることとして

おおよその毎日の生活の流れを、安定して繰り返していくこと...が

ありましたね。

 

食事や睡眠など生理的な欲求が満たされるという見通しは

子どもの成長発達だけではなく、

子どもの気持ちが安心することにもつながりますね。

 

そして、子どもから出てきたネガティブな言葉や表現も

私たち大人はつい「そんなこと言わないよ」などと

言ってしまうことも多いのですが、

子どもがネガティブな気持ちを表現してくれたことを

歓迎するような気持ちで受けとめていけたらいいですよね(*^^*)

 

次回、今この時、子育ての場面での心配Q&A ③へ

続きます。

 

~安心できる日常が一日も早く戻りますように~

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