2018年度 日本財団助成金事業 予防・家族再統合事業報告 ②
~パーマネンシーチームの取り組み~
こんにちは(*^^*)
うえだみなみ乳児院パーマネンシーチームです。
昨日より、私たちパーマネンシーチームが今年度、日本財団からの助成金を
活用させていただきながら取り組んできた内容をご紹介させていただいてお
ります。
本日は、受講した各種プログラムの中から、実際に実施させていただいた
「安心感の輪」子育てプログラムの様子をお伝えしたいと思います。
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4、親子関係支援プログラム事業
今年度、受講した各種プログラムの中から、親子関係支援プログラム
「安心感の輪」子育てプログラムを提供させていただきました。
対象は受講を希望された、0~5歳くらいのお子さんがいらっしゃる地域の
お母さんです。
第1グループ、第2グループともに募集定員にすぐ達してしまう状況でし
た。
お母さんの関心の高さを実感しました。
〈第1グループ〉
・参加者:7名(定員7名)
・実施期間:平成30年11月21日~平成31年1月31日
・回数:全8回
〈第2グループ〉
・参加者:6名(定員6名)
・実施期間:平成31年2月7日~平成31年3月19日
・回数:全8回
〈個別〉
・参加者:1名
・実施期間:平成31年2月8日~平成31年3月26日
・回数:全8回
~ 終了後のアンケートより、感想を一部ご紹介します ~
(回答者13名、ご了承済)
・「(受講後)お子さんの欲求がどんな欲求なのか、以前より考えるようになった」
➡ 「そう思う」...12名 「少し思う」...1名
・「(受講後)お子さんを『かわいい』と思うことが多くなった」
➡ 「そう思う」...10名 「少し思う」...3名
・「(受講後)お子さんとの『困ったな』、『大変だな』と感じるような状況でも、
お子さんに寄り添うことができるようになった、『寄り添おう』と思う
ようになった」
➡ 「そう思う」...7名 「少し思う」...6名
~感想より、一部ご紹介します!~
・赤ちゃんの気持ちに寄り添うってこういうことかとすごく感じました。
・寄り添うことの大切さ、言葉で伝えることの大切さを感じました。
・赤ちゃんにもいろんな感情や欲求があるとわかりました。
・以前より子どもの気持ちがわかるようになり、受けとめられるように
なった。
・子どもがあまりかんしゃくを起こさなくなった。
・学んだことをすべて、日常ずっと続けることは負担に感じてしまうけ
れど、3割できていれば大丈夫という言葉を聞いて少しずつでも取り入
れ、子育てをこれからも頑張っていこうと思えました。
・自分の気持ちを落ち着かせられるように、少しだけどなってきました。
・自分の育児を普段考えてみてもなかなかスッキリとしない中で、他者と
集まり、自分の考えを口にすることで、子どもの想いや子育てについて
冷静に考えられ、日々の育児の場面も少し景色が変わったように思いま
す。
お菓子をつまんで、少しホッとする時間を過ごしながら、子育てや自分自身を
振り返り内省しながら、参加者で話し合いました。
最初は自分の考えを話すことに緊張されていたみなさんも、回数が進むごとに
いろいろなお話をしてくださるようになりました。
また、"乳児院"という施設のことを知り、そこで暮らす子どもたちや私たちの
取り組みに関心をよせていただける場ともなり、大変貴重な時間となりました。
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本日もご覧いただき、ありがとうございました!
明日は、本院を退所し家庭復帰となった家庭への支援(アフターケア)の取り
組みや、来年度へ向けての事業計画についてご紹介させていただきます。
明日もご覧くださいますよう、よろしくお願いいたします(*^^*)