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『子どもの権利条約』をご存じですか?

毎日暑い日が続いていますね。

赤ちゃんや幼児さんにとって、この暑さは私たち大人よりも深刻な影響を与えます。

乳児院スタッフは、赤ちゃんや幼児さんの健康に細心の注意を払いながら

毎日養育を行なっています。

 

さて、今年は世界人権宣言採択から70年を迎えました。

今日は、少し難しいですが子どもの権利についてお話ししたいと思います。

 

『子どもの権利条約』をご存じですか?

私たち乳児院のスタッフは、言葉のない赤ちゃんや幼児さんと関わるときには、

代弁者としての役割も持っています。

泣いたり笑ったり、些細な仕草からひとりひとりがどんなことを伝えようとしているのか、

言葉をかけたり関わりの中で推察し、

子どもたちの想いに応えられるよう精一杯寄り添っています。

 

『子どもの権利条約』は、国際連合によって、子どもの基本的人権を

国際的に保障するために定められた条約です。

前文と本文の54条からなり、子どもの生存(生きる権利)、発達(育つ権利)、

保護(守られる権利)、参加(参加する権利)という4つの権利を柱として、

包括的な権利を実現・確保するために必要となる具体的な事項を規定しています。

1989年の第44回国際連合総会において採択され、日本は1994年に批准しました。

s-web権利①.jpg

s-web権利②.jpg

子どもの権利条約は国際法であり、批准している国はこの条約を守り、報告し、

指導されるということを繰り替えします。

もちろん日本も同様に行なっているのです。

そんな中、日本は2010620日に子どもの権利委員会から、

代替的児童養護についての政策の不足を指摘されました。

世界からみると、先進国である日本でどうしてこんなにも施設で子どもが暮らしているのだろう、

と考えられているのです。

 

私たちうえだみなみ乳児院は、子どもたちがよりよい環境で暮らせることが

子どもたちの権利であると考えています。

これまで日本では家庭で暮らすことが難しい子どもの多くが、

施設に入所する事がほとんどでした。

できるだけ早く自らの家庭に戻れるように取り組んだり、

そうならないように予防的に家族を支えることや、

家庭に代わって養育してくださる家庭を増やすことで、

子どもの暮らす場所の選択肢が増えます。

子どもひとりひとりの権利を保障していくために、

乳児院での新しい取り組みが必要となっているのです。

 

権利という少し難しいお話になってしまいましたが、

日本中・・・いや世界中の大人が子どもたちに良い未来を残していきたいと願っていますよね。

『未来に繋がる今のために・・・』

どんなことができるでしょうか。

 

うえだみなみ乳児院の取り組みを応援いただければと思います。

☆ お知らせ ☆

うえだみなみ乳児院のホームページを新たに開設しました。

下のURLをクリックして、ぜひご覧ください。

http://nyujiin.keiroen.or.jp/